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FT400の弱み、スターター機構のピニオンギアの欠け、摩耗が限界に達し、 完全空転状態に・・・・・

 投稿者:natch2  投稿日:2015年 6月13日(土)22時32分34秒
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   本日、2015年6月13日、ピニオンギアの摩耗が限界に達し、空転とは言い難い、

ガリガリ状態になり、一切クランキングできなくなりました。

頭が真っ白、四半世紀ぶりに蘇った我が愛車の運命は如何に・・・・。

ところがその日のうちに、自分の工夫によって、蘇らせることに成功したのです。


 当然、部品は欠品。ただ、このサイト上でも、部品を求めるユーザーの声が高まれば、

時々、ホンダが、再生産をしているという情報を聞いていたので、

本日、ホンダの客相に電話してみました。部品欠品問題の係りにつないでもらい、

半月後までには、それに関わる情報を、当方に連絡いただく約束をとることができました。

どういう結論になるかはわかりませんが、とりあえず、回答はしてもらえるようです。

その時にはまた報告をさせていただきますね。

その係りの人の情報によれば、FT400,500の、ピニオンギアアッシー、30年前当時は、

4700円台の価格でしたが、現在は、15700円ほどの価格がついているようです。

3倍超えですね。あくまでも純正部品の価格としてです。


 さて、本日蘇らせた裏技とでもいいましょうか、披露させていただきますが、

全くの思いつきと、私のヒラメキからの工夫ですので、試そうとなさる方は、

あくまでも自己責任の上でチャレンジしてみてください。

写真を添付しますが、ギア部分のほとんどの歯が半分以下に欠損。

今日初めて、かみ合いゼロの空転ガリガリ状態に達しました。

どう、考えても打開策が見つからず、半年がかりでレストアして、

四半世紀ぶりの、リターンライダー、リターンバイクも、最早これまでかの思いで、

絶望感に浸りかけましたが、ピニオンの動作を手で何度も繰り返しているうちに、

ひらめいたことがありました。

ピニオンの螺旋が、実際の噛みあいのスタンスを超えて刻まれていることに着目。

実際の噛みあいよりも5mmくらいは押してくれそう。

ならば欠損側をほんの数ミリ、2mm弱ほどでも切削してやれば、

まだ生きている歯の部分をクランキングギアに押し付けてきっと噛み合ってくれるに違いない。

あとはピニオンのボディーがクランキングギアに干渉しないかどうかが問題。

千にひとつの可能性を求めて、その作業に入る。

まずは、スプリングワッシャーを外して、ギア本体を取り外し、

ギアの欠損側の切削に入る。センターのシャフトスリーブがやや短めなのを目安に、

2mmを限界にして、慎重にサンダーで切削。切削というよりも削り取ってゆく。

真鍮製のセンタースリーブにまでかかって、そこまでが輝きだすのをひとつの目安にして。

あとは実際に引っ掛かってくれるか、干渉なしに済むむかは、運を天に任そう。

やってみなければわからない。

さあ、あとはピニオンのボディーの干渉を如何に克服するかで、

スプリングワッシャーの溝の掛かりを可能な限り削ってやれば良い。

1mmは削れるはず。ワッシャーがはまり込んでいれば良いだけで、

それほどの応力のかかる場所ではない。

と同時に、スターター機構であることに着目すれば、ライフサイクルの中での稼働時間など、

本当に微々たるもので、走行や駆動に関係するわけではないし、

あまり神経質にならなくて良いと自分に言い聞かせる。

組み立て直して、始動トライ。

果たして・・・・・回った、エンジンかかった。

さっきまでガリガリの不協和音しか発してなかったセルが、

ギュルンのワンクランクで力強く始動した。

滑りもガリガリも一切なく、これから1年やそこらは大丈夫だよの声が聞こえてきそうな、

幸せな時間が訪れた。

ガリガリが始まった時には、もう捨てるしかないのかと思うほどの失望感であったが、

今、約半日が過ぎて、自宅から事務所まで走行するも、ノートラブルで、快調である。

ピニオンがクランキングギアに押し付ける力が予想以上に強力であることを思い知らされた。

それ以後も、半日前の悲惨な状況を忘れてしまったかのごとく、

ワンクランクで、快調な始動を続けている。

 
 
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